2009年3月  

息子のよみがえりを信じ治療する母親

2008年9月6日土曜日


四川成都で、李強(仮名)は8月29日午後1時に成都北駅構内のトイレで、麻薬を吸引し死亡しているのが見つかりました。母親(39歳)は死んだ息子を治療すると言い、死亡から半日過ぎ、冷蔵保存された亡骸を持ち出しました。家に帰り、まずは硬直した死体を解凍?する為に日光に当て、人工呼吸を施し、鍼灸の為1200本の針を死体に刺しました。しかし息子が蘇る事は無く、死体が腐敗し、臭い始めた為、近所からの通報で、公安から葬儀場に死体を戻し冷凍保存する事を命令され実施されました。

ELEANOR:息子を失う母親は、さぞ辛く、現実を直視できずにこのような行動を取るのでしょうか?。死者の蘇りは非現実ですが、映画では取り上げられる題材の一つで、このニュースを見たときに、昔の邦画で「死国」と言うのを思い出しました。四国八十八箇所巡りを逆に回り死者を蘇らす呪詛的な儀式を映画では行われていました。このようなオカルトが成都にも有ったのかは知りませんが、溺れる者藁をも・・・・で、母親の苦悩が伝わります。


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